努力しても 努力しても 残念ながら水蒸気爆発が起きてしまいました。
その後 原子炉を廃炉にすることとなっていますが、放射線物質に汚染された地下水が海に流れ出ようとしており、それを何とか止めること、そして、汚染されたた水に含まれる放射線物質どうにかすることが問題でした。水の流れを止めるため氷の壁を作り水を炉に近づけなくすること、そして、放射線を除去する機材をフランスから取り寄せ、使うこととなりました。
最初 なかなか 放射線物質を除去するというのは 難しいものでした。
放射線数値を公表しているからこそ、そのような事実がわかるものです。
そして、除去した水をタンクにとどめることになりました。
そしたら、あの広い発電所にあっちにもこっちにもタンクができるようになりました。
廃炉するために必要な機材を置く場所がなくなりそうです。
さて、除去と書きましたが、放射性物質で一つどうしても除去できないものがあります。それは、天然に存在するものです。
IAEAまで出てきて、日本国としての処理水の安全性について お言葉をいただくことまでになってしまっています。
政府の行動をいちいち批判する勢力は、IAEAへの拠出金が多いから・・・とか、よくわからない言葉を発する人もいるようですが、よくわかりません。
漁業関係者の人たちは、頭にくると思います。
職場としての海が汚されるからです。
捕った魚の価値が下がることになったら、商売になりません。
しかも、美味しいからこそ、体のためになるからと自負していると思います。
それが 台無しになるのでは という 不安は消えません。
でも、東京湾での魚とか食べられないことにならないでしょうか?
あれだけ、海岸沿いに工場群があり、排水として流しています。
規制の中で その規制以下だから 大丈夫というコンセンサスがあるからではないでしょうか?
で、今回処理水を流すに当たって 緩い規制なのでしょうか?
オッサンには、そうは思いません。
漁業関係者の方が「安全だと思うが、安心ではない。」という言葉に代表される人の感情だと思います。
先ずは 中国ではないでしょうか
これだけ 騒いでいます。
これを政治に利用しようと 待ち構えているとしか考えられません。
日本が処理水を放出するとなれば、中国国民の健康を守るため、日本への観光を認めない。とか言い出すのではないでしょうか?
さあ、総理大臣もどうするのか 決断をする時期が近づいてきました。
どうなるのか 見守っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。