オッサンの父は健在です。
隣に一人で住んでいます。
母は9年前に亡くなりました。
生前母は「親父より長生きして、美味しいものをいっぱい食べるんだ」と豪語していました。
そんな母 2度の入院で息を引き取りました。
誰が俺の食事を作るんだ!とオヤジは1度目の入院で母に文句を言っていたそうです。
それで、十分回復しないまま医師に退院を訴え、そのとおりになりそれから何日か経過して台所で転倒、骨折し再入院となりました。
その後、ドンドン身体が衰えてきて 腎臓透析まですることになり、そして亡くなってしまいました。
その後、ここでは書くのも憚れるような 悪態を吐きながら生活し、今に至っています。
何かあると人のせいにし、そのため、自分の周りから人を遠ざけ、そうしながらも、少しでも体に異変があると病院に行き診断を受けているといった日常です。
息子の嫁だからと接していたカミサンにどれだけの罵詈雑言があったか・・・
94才 そこまでする理由ってあるのでしょうか
息子であることに、引け目を持ってしまいます。
そして、カミサンに感謝の気持ちしかありません。
オッサンの前では 良いことしかいいません。
でも、オッサンのいないところでは わがままし放題です。
悲しい現実です。
人は 一人で生きていくって できません。
無人島で過ごすことなんか オッサンにはできません。
そうなると 人と関わることになります。
いろいろな人がいます。
でも、そのような中で生活するのが普通です。
もちろん、権力、金とかの力を背景に自分の思うように生きることも可能ですが、それを維持することは常人では不可能です。
陰りが必ず訪れます。
盛者必衰のことわりをあらわす だったでしょうか、ロシアもそして、日本のマスコミも 最近有名になったあの中古車屋さんも おっさんにはそう思えます。
何ともはや 世知辛い世の中 なのでしょうか。
そんな中でも 生きていける。それは 身近な人を思うことからでしょうか
そういう心を大事にしたいものです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。