国の平和と安全を担保する防衛費は、ウクライナでのロシアの侵略、中国の目に余る領土拡張の施作、北朝鮮のミサイル発射や核開発を考えると、必要であると思います。
でも、なぜ 防衛費を支えるために増税が必要なのでしょうか その理屈がわかりません。
それは、特定目的で創設された税金が違う目的で使われているからです。
使う科目は防衛費でも、集めるのはただの税金です。
例えば、道路を整備するために、自動車を使う人からお金を集めていたものがあります。重量税やガソリン税などです。それが、今では一般財源として使われています。
また、車を運転することにより、不幸にして事故が発生する場合があります。その事故で人がケガをした時のために自賠責保険というものがあります。強制保険といわれているもので、車検時必ず徴収されるのでそういう別名があります。その積立金を財務省は借り、積立金がなくなってしまいました。財務省は返金できないということで、値上げを認めたそうです。
責任をとって財務大臣は辞任するのが筋だと思いますが、謝るだけです。確か8千億円ほどだと思いますが、自賠責保険を払っている個人や法人はなんなんのでしょうか?
車を運転する人や法人をそこまでいじめるのはなぜでしょうか?
東北で震災がありました。
東北の復興のため所得税に復興支援税金が加味されています。
いつまで 続くのでしょうか?
消費税のいくらかは、社会保障目的であると言われています。
でも、お金には目的別に集めたとしても、色はついていません。
支出する時に初めて その目的・色がつくのです。
では、一般財源のほとんどは税金で成り立っているのでしょうか?
毎年、赤字国債を出しているではありませんか?
税金を納めるのは国民の義務です。
でも、取れるところから搾取しているとしか思えません。納得できません。
車に関わる税金や制度は二重三重にも課税されていること、復興支援税の撤廃を提案し、必要であれば、消費税を上げるしかないと思います。
そして、財務省は一般財源だけを根拠とした増税必要論ではなく、日本のバランスシートを明らかにした 税金のあり方を示すべきです。
頭のいい人が集まった集団です。
それくらいできると思うのですが・・・・
なぜそれができないのでしょうか?
不思議です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。