本日は勤労感謝の日です。
学生時代、勤労感謝の日というのは特別な日でした。
オッサンがまだ若かりし頃、大学の学生として寄宿舎生活をしていました。
丘というか台上の広大な土地に建っている建物群の中で運動施設だけが吐出していました。サッカー場、アメフット場、野球場は2つ、50mプール、温水プール、体育館2つ、全天候型トラック等々
学生の自治で「生活しているそのしきたりを忠実に受け継ぐこと」を追求させられました。
掃除や先輩の一挙手一投足を見ながら 気配り心配りをしなければいけませんでした。
食事をするテーブルを拭き上げるにも、やり方があることをその時初めて知りました。
1年生の時に、やることには意味があり、そのやり方は合理的である。ということを体で覚えたような気がします。
そんなノンビリする時間のない1年生を送った時期、勤労感謝の日がありました。
その日だけは別で、立場が全て逆になります。
その日だけ、1年生は王様になれます。4年生が奴隷みたいな作業員です。
でも、その時4年生のテキパキとした行動を見て びっくりしました。
ノホホンとしているとばかり思っていたのに、そうではありませんでした。
逆に こんなことまで よくできるなぁ なんて思ってしまいました。
ま、コーヒーに砂糖を入れずに 塩をいれてなんて言うのもありましたが、ご愛敬です。
中には、その日だけは王様ですから、いろいろなことを上級生にやらせた1年生の強者もいます。で、その勤労感謝の日付が変わった瞬間 元に戻った1年生は大変な目に遭ったことは言うまでもありません。
今 もし交代ということが家族の中であったとしたら、オッサンはカミさんが日頃からやっている仕事をこなせるだろうか 不安です。
食事を作ること一つとってみても、何を作るか考え、材料を買いに行き、と言う作業があります。冷蔵庫の中でどの食材が一番良いかとか常に考えておかなければいけません。
食事だけでさえ、こうなんですから、洗濯や掃除とか考えると、もう体が回りません。
感謝しかありません。
そう考えると オッサンにとっては 毎日がカミさんへの勤労感謝の日ということになります。
カミさん ありがとう
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。