さて、前回はクルマについて一般的なことを書いたつもりです。
でも、「カーボンニュートラル」すみません、オッサンの年齢になると世界がそう読んでいるようですが、言葉を聞いてもイメージがわきません。。。。
つまりは 2酸化炭素削減?ということでしょうか、気候温暖化を何とかするために2酸化炭素を減らしていこうという試みだそうですが、自動車もガソリン・軽油の差こそあれ、石油を原料として動くモノですから、ゆくゆくは電気になるものだと言われています。
前首相も期限を切ってそうするんだと表明しました。
現在、1ヶ月の一般的な家庭における電気消費量は247.8KWhだそうです。(出典:電気事業連合会HP https://www.fepc.or.jp/enterprise/jigyou/japan/)
日産リーフという電気自動車がありますが、この自動車1回の満充電で約460km走るそうです。で、週に1回充電するとしたら、62KWhが必要だそうです。
とすると、1ヶ月は4週とすれば、62KWh×4=248KWhとなり、これだけで1ヶ月の一般的な家庭の消費電力量になることになります。
一般的な家庭に1台のクルマがあるかどうかというのも乱暴な前提です。
でも、都会では0台でも、田舎では2台、3台が普通ですから、おしなべて考えるとこんな感じになるでしょうか・・・・
つまり、電気自動車にすることで、現在の倍の発電施設が必要となるわけです。
それもこのままで行けば火力発電以外の発電でとなります。
風力や太陽光でこの倍の電力量を確保できるのでしょうか?
無理だと思います。
でも、クルマが電気自動車になっていく。というのは実はまだ途中段階なのです。
究極的には、電気自動車で『無人走行』なのです。
あと10年もすれば世界の自動車生産地図が変わります。
複雑なエンジンから電気モーターと電池さえあれば動力源が完成しますから、あとはそれに載せる無人化ソフトを準備すれば、クルマとして売ることができます。
今までのクルマ生産のキモがなくなり、新規参入しやすくなります。
無人化をどうしていくかを解決した企業が次の産業の担い手となるはずです。
日本でソニーが自動車を発表したのもそうした理由からでしょう。
さて、いかがだったでしょうか
自動車って奥が深いですね。
最後まで読んでいただき ありがとうございました。
その3に続きます。