今週のお題「はたらく」をテーマに
おっさんは高校時代ボート部に所属していました。
ボートって あの・・・ボートレースのボートではなく、2人それぞれ左右にオールを持ってえっちらおっちら漕ぐものです。
一番後ろで舵をもって前を見る「コックス」の号令通りに動いていくんです。
左右の力が均等であること、そしてその力が強いこと これが早くゴールに行けるコツです。
なかなか難しいです。
そんな中 オールがその当時20万円ほどしました。4人がそれぞれ使ってますから80万円です。一度買うとず~っと使えるかというと そうではなく、折れることがあります。めったにありませんが。。。。
オールの先っぽが水を受けやすくするために広がっているんですが、それが少しずつ腐れてしまうと言うことはあります。木でできてますから、当然水につけると腐ってしまうからです。
もちろん ニスや塗料を塗っているんですぐに腐ることはありません。
でも、クルマでもそうですが、塗料を塗っていても中がさびることがあるでしょ
時間の経過とともに 腐っていくのです。
ですから、新しいオールが必要になるわけです。
もちろん ボート自体も同じように木でできてますから腐らないように処置しなければいけません。
ボートについてはまた、別途お話しするにして、
そのオールを購入するため、ボート部の同級生が一致団結してバイトしよう!となったわけです。
で、どこでバイト? なんですが、高校生ですから、たかがしれてます。
スーパーでバイトすることになりました。
初めての 労働 であり、 バイト です。
冬休み10日間ほどバイトしました。
部署は野菜売り場でした。
年末の忙しい時期に 人が多かったです。具体的に何をやったんだろうかと思い出そうとしていますが、上手く思い出せません。
ですが、お菓子とかに景品とかおまけでついているものがあるじゃないですか 夕方暗くなってから、それらを店側がストックしている場所を偶然見つけ、その周りにみんな集まって「宝の山」みたいに騒いでいたことを思い出します。
バイト代を店側からもらって そのほとんどをオール代として寄付してしまったんで、労働の喜びというものがあまりなかったと思います。
1本分のオールが購入できたかどうか 覚えていません。
でも、みんなと一緒に一つの目標のために仕事をしたんだという 達成感はありました。
そんなみんなも ほぼ全国に散らばり、中には亡くなった者もいます。
若い のりのパワーだけで過ごしていた あの頃・・・ 青春だったんだなぁって思います。
今は 生活のため これから先のため そしてかみさんのため 働いています。
一人で生活していたら、そんなこと思いもしなかったでしょう。
とりとめのない話になってしまいました。
最後まで読んでいただき ありがとうございました。