オッサン じいちゃんからオヤジへと引き継がれた猫の額ほどの土地を申し受けました。
クルマで10分くらいのところです。
じいちゃんはそこに家庭菜園みたいに使い、宅地となれば大もうけ みたいな先行投資だったと思います。
しかしながら、宅地化が全く進まずじいちゃんの夢は去ってしまいました。
そこをオヤジが引き継ぎ、今度は周りが竹山だったこともあり、趣味の竹ひご作りのため、そこを拠点して竹ひご作りをしはじめました。
竹ひご作りには広すぎる土地です。
そこでオヤジは竹を切ったあとドンドン置いて並べ、ついでに不要な木材や落ち葉を集め腐らせて肥料にするという壮大なことを考えたのです。
10年くらいかかるんじゃないかなと思います。
早く腐らせようと努力していましたが、いかんせん自然に任せる作業です。そうそう上手くはいきません。
そうこうしているうちに、亡くなってしまったじいちゃんが使っていた食器や植木鉢をそこに置くようになりました。放るというのが正確な表現かもしれません。
まるで、ゴミ山です。
そうやって堆肥みたいな山を残し、クルマも使えなくなったのでオヤジはもうそこに行けなくなり オッサンに申し送ったのです。
「自由に使え」とオヤジはのたまいました。
何もできないというのが 素直な感想です。
まず、野菜等を植えることができる状態ではありません。
土ではなく、枯れ葉と木くずの集まりです。
完全に腐りきっていないのです。
なぜか?その土地の隣 ちょうど境界線上に大木があります。
これが日光を遮断しているのです。
じいちゃんが植えた栗、柿、ビワの木があります。
栗は何とか育っていますが、柿、ビワはその大木のせいで実もつけることができない状態です。
一度、野菜を植えてました。家にある耕運機を軽トラに乗せ、そこに運んで耕しました。プラスチックゴミがいっぱい出て耕運機に巻き込み、何度も止まりました。
耕した後、野菜を植えてみましたが、全くダメでした。
日光が差さないのです。
さぁこの大木 どうするかです。
大木の土地の持ち主に「枝切ってもらえますか?」とお願いしましたが、全く聞いてもらえません。それで、「こちらで勝手に切りますが良いですか?」と確認し、OKがもらえたので、枝を切り始めました。
最初、のこぎりでしようとしましたが、ひとかかえくらい幹なので、のこぎりではらちがあきません。
のこぎりでダメなら ということで 電動のこぎりを購入しましたが、歯が15センチくらいの長さです。震動を我慢しても ひとかかえくらいの幹は切れません。
で、チェンソーを購入しました。
OKです。でも 取り扱いに相当注意が必要です。
やっと切り倒しました。
すると、日光の当たり具合が全然違います。
それが2年前の夏~秋です。
さて、それから切った木をさらに小さくして切り、オヤジが作成した山になった枯れ木の上に置いていきました。
で、今は、残りの土地を利用して、レモンやブルーベリーを植えています。
さて、残った枯れ木の山 まだまだ下の竹は原形をとどめています。
でも、他の果樹を植え付けたいという願望もあります。
それで、土地の空きスペースを有効活用しようと考え、枯れ木の山を動かそうと考えました。
まだ、土地の空きスペースを何とか活用もいいのではという発想です。
今日その第1弾として動かしてみました。
いやぁ~ 疲れます。
それに、移そうしたところから植木鉢がボコボコ出てきて、それをまとめたりするのにも時間がかかります。
やっと5分の一ができた程度でしょうか・・・・
今年一年 少しずつ動かしていこうかと思います。
で、ついでに周りに生け垣を作ろうと考えています。
挿し木して育てた苗を使って少しずつ植えていきます。
作業は辛いです。
年ですね。あっちからこっちに という移動だけなんですが、細い笹や竹が植わっているんで、それを切ってから という作業になります。
土地の端が少し空きスペースになっているので、山が崩れないよう何かつっかえ棒ではないんですが、そういうモノが必要となります。竹で代用しようと思いますが、8月以降の竹ではないと水分がたっぷり含まれているので、すぐに腐ってしまいます。それまではなるべく隣に出ないよう慎重に置いていかなければ行けません。
余計なことを 何で? と思いながらなので、なおさら 効率が悪いです。
5年後を最終的ゴールとしてやっていこうと思います。
ふぅ~ はじまったばかりです。。。。。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。