オッサンのオヤジは94、カミサンの両親は80代です。
まだまだ現役と思っていたんですが、カミサンのところのお父さんの体調がよくありません。
先日、「手足が動かない」と連絡を受け、カミサンが出動しました。
昔腰の手術をするような腰に持病を持つお父さんです。足の方がめっきり弱くなります。
弱くなって歩けないので家にいると、今度は体全体がどんどん弱くなってきます。
まだ寝たきりではないことが幸いです。
少しでも体を動かし、健康な体を維持しなければ と本人は思っているようですが、体の状態からどうすべきか と考えている様な感じです。
まず、「手足が動かない」理由を追い求めます。
飲んでいる薬が悪いのか、顕著な行動はあったのか、と頭の中で思い巡らせます。
そして、飲んでいる薬が悪い との結論に達すると、今度は、どの薬が悪さをしているのかということになります。
年齢だから という理由は もうその時点で除外されます。
お父さんは色々な薬を飲みます。その一つ一つを調べ、そして飲みあわせまで調べようとします。
で、これではないかという薬があったのでよかったのですが、今度は口に入れる物全てを疑うようになります。
今は歯磨き粉です。
この歯磨き粉は通っている歯医者さんから購入した物です。ですから、余計に含まれている成分で「手足が動かない」ものがあるのか心配しているようです。
心配症と言ったら その通りです。
誰でも その原因を突き止めたい そういう気持ちがあります。
でも、それが過度になると 周りが大変になります。
でも、本人は周りが見えていません。だって、もう「手足が動かない」ようになったら困ると思っているからです。
カミサン 電話で呼ばれ、クタクタになって昨夜はお風呂にも入らず寝てしまいました。
これから 何回もこういったことに遭遇するのではと思います。
カミサンが ソロソロ 介護認定について考えようか・・・・とポロッと言いました。
人は健康に生活する というのが当然だと考えているのですが、それが崩れると周りをも蝕んでいくということになることを今更ながら思い知らされました。
憲法の一文である、最低限の健康で文化的生活を送る という意味がわかったような気がします。
もうこの流れは止まらないと思います。
あとは 逆らわないよう 生活できたら と思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。