今イスラエルとパレスチナのハマスという半国家とが戦っています。
この戦闘の発端はハマスの軍事部門がイスラエルに越境して人質として拉致してきたことから始まりました。
イスラエルにとっては、人質の救出は国家の義務です。普通は国家戦力を総動員し、救出するのが当たり前だと思います。日本は同じように拉致された歴史がありますが、国家戦力を総動員しないその力とはどんな物なのか、情けない限りです。
イスラエルにとってハマスの軍事部門の独断でやった行動とは思っていません。ハマス上層部で決定されたと断定しています。
ですから、ハマスの壊滅が至上命題になります。
さて、そのハマスの軍事部門は自分に被害がでないよう、人が集まっているところに穴を掘り、トンネルを作成し、文字通り地下で活動しています。
イスラエルは近代軍隊を持っていますから、トンネルを破壊するために、その入口・出口を閉塞し中の軍事部門の人たちを殲滅しようとします。
で、一方ハマスは軍事部門があるとはいえ、軍服とかありません。一般の人と同じように私服状態です。そのような人たちが一般の人と混じっていると、見分けがつきませんからどうしようもありません。
ピンポイントでイスラエルは攻撃しますが、ピンポイントとはいえ、その範囲は一般の人を巻き添えにしてしまいます。
さて、ここまでですが、これが世界で一番古い宗教を支持しているユダヤの民とアラーの神を信望しているアラブの民です。
神は争いをするな としているのに ずーっと続いています。
そうです。一般的に争いは憎しみから起こるもので、その憎しみを取り除かない限り終わりはありません。
その中に、神さまの存在というのはあるのでしょうか?
オッサンは「ない」と思います。
だとしたら、その生きている人たちが 妥協するしかありません。
その妥協できる案をのめるかどうかです。
イスラエルにとっても、アラブの民にとっても妥協できる案はあるのでしょうか
ここまで と思うまで戦闘するしかないのでしょうか
これもまた 神さまの お告げなのでしょうか
考えてしまいます。
これは、ロシアとウクライナとの戦争でもそうです。
ロシアが始めた戦争 その終結はロシアが終わりを告げないと終わりません。
そして、それは最初の状態に戻すことです。
でも、もうこんなにロシア国内で被害が発生しているのに、元に戻すということは ロシアの民にとってはありえません。
死やケガはなんだったんだ です。
そこには 神さまの入るスキマはありません。
これもまた、ここまで と思うまで戦闘するしかないのでしょうか
世界の民は 神さまには限界があることを知っています。だけど、それを言わないだけです。
限界がないのなら、お布施?(寄付?資金?)集めで大変なあの宗教団体さん 戦争を終結してもらえませか?
ふと そう思う オッサンでした。
最後までお付き合い ありがとうございました。