母が亡くなって7年経過しました。
うるさい母でした。
でも、優しい母でもありました。
一人っ子でダラダラのおっさんでしたが、何とか一人前にしてくれました。
花を生けるるのが好きで、美空ひばりが大好きでした。
その影響か、おっさんも学生時代、生花同好会というところに入り、生花の芸術性について学びました。
おっさんがちょっとお酒を飲んだだけで顔が真っ赤になるのは、母譲りだと思っています。
初めての給料で、父、母にこれだけもらったと見せて、渡そうとしたら、笑いながら「いいよ」と一言いっていたこと。
結婚する時、「金はこれだけしかない」とためていた貯金通帳を出して これで指輪を含めて式をお願いします。と40万円ほどだったんですが、母に差し出しましたが、結局のところ、通帳をそのまま戻されたのを思い出します。
19才から家元を離れ関東で生活、そのまま転勤族になったおっさんでしたが、いつも気にかけていてくれました。
昨日も 母の遺影に向かい、ひとこと「ありがとう」と語りかけた次第です。
おっさんとして 子供やその子供もいる年代になりましたが、懐かしさ、思いの深さを感じます。
ありがとう
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
