公害や原爆による被害は大変です。
そして、公害・原爆による被害と国が認定すると手厚い補償(かどうかわかりません。元の体に戻らないわけですから)が手に入ります。
国もその判断基準を明確にしており、残念ながらその基準に達しないと被害の認定を受けることができません。
ある程度厳格な基準というものも必要です。
というのも その費用は税金から捻出されるからで、公平性・公正性が求められます。
しかも、国家予算でそれがなされるわけですから、時間がかかります。
2年くらいかかってようやく概算要求に入り込み、12月末頃に財務省がOKとなり予算案に入ります。そして、年明けに国会で審議が始まり、議決が得られて初めて予算化されます。
オッサンもこの予算要求という手続きを末端組織で経験したことがありますが、予算化するため他に様々な要求があって、その中から優先順位を決めて作業を進めるというものもあり、調整とか並大抵のことではありません。
水俣病と認定されなかった人たちが、大臣を呼んで、懇談会を開きました。
認定されるかどうかの審査に時間がかかってしまうこと、そして、認められない人は裁判で争っていますが、そういう人たちが行政のトップに直訴して水俣病と認めてくれという懇談です。
認めてくれるまで、この懇談は続きます。
なぜ続くのか それは自分の主張が通らないからです。
しどろもどろの口調やよくわからない内容であっても、それが水俣病の被害によるものだからそれを見て聞いて「早く」「認め」てほしいと願っているのかと思います。
会という性格から、時間の関係上、一人何分までに話をして欲しいというのもあるでしょう。
でも、被害者は時間無制限です。だって認められるまで、時間なんて関係ありません。
そして、それを受ける人たちは、残念ながら、それだけで業務をしているわけではありませんから、どうしても時間の制約があります。
時間の制約をかけたばっかりに、それを守らない人のマイクのスイッチを切ってしまった職員さんがいました。
これがマスコミで大問題になっていました。
いつまでに終わるというのがスケジュールで決まっているはずです。懇談の一方の当事者はその次の予定が立てられないわけですから。
でも、始めたら、いつ終わるかわからない まして、「はい」とは絶対言えない そういう懇談に応じる大臣とかいるのでしょうか?
そして、認める条件ですが、予算措置も必要でそれも財務もOKという前提の話かと思いますから、内閣総理大臣も認めないといけなくなります。でも、その所掌大臣は管轄する予算の中で自分の予算を減らされ、充当される可能性もありますから、別枠という前提が必要です。
そうした実態を考えると、懇談に出席することは、それら前提条件が全てクリアになっていることが必要で、それ以外は「難しい」となってしまいます。
もう少し、この懇談、大臣クラスから総理大臣クラスにうまく橋渡しできる知恵はなかったのだろうかと思います。
もうこの段階で、内閣総理大臣がこの懇談に出るということになるのは、裁判である程度決着がついてからにならざるを得ないのでは・・・と思います。
大臣を攻撃するような言い方をすればするほど、前に進まなくなります。
被害者の方も、年齢も年齢であとがない というのもあるでしょう。理解できます。
でも、まるで北風と太陽です。
自分の主張を北風のように吹かせるのが早道なのか・・・・
被害者・弱者をどうにかしようとするマスコミはその辺りの難しい舵取りをうまく調整することって・・・・できないでしょうね。。。。
地元新聞 テレビも そう言った報道はしていません。国の対応を批判するばかりです。
うまく解決できればと 思います。
文章が長くなり、そして読み辛かったのではと思います。
しかも、被害者の方々は大変な思いをされておられるのは重々承知の上 書かせていただきました。
国民の一人として円満な解決を望みます。
そして、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。